先日、ハウスメーカーのリレーバスツアーへ参加してきました。
コースメニューは・・・
『構造現場見学』→「住宅見学」→「太陽光設備見学」→「建売住宅見学」→「昼ご飯」
見学させて頂いて、最後はホテルビュッフェランチのおもてなしでした(@_@)
おなかもいっぱい、大満足でした!
今回の目的第一は、構造現場見学。
なかなか お目にかかれませんから、貴重です!
結合部が気になります。
現地に到着すると、現場監督さんからの直接の説明。
現場の説明という事で、独自のやり方も話して頂きました。
通常、現場の廃棄物:つまりゴミは、コンテナカゴに入れます。
ですが、こちらのハウスメーカーさんでは…
カゴではなく、↑ このように「廃棄物一時保管場所」とし、
まず現場では20種類位に分別。
さらに、最終時の工場内では60種類位まで分別処理する。
「ゼロエミッション」に取り組んでいるそうです。
そして、いよいよ構造物の説明。
一番知りたい、結合部。
基礎部分は…
並んでる。
キチンと並んでいる。
そして、梁部分…
キチンと組まれています。
美しい。
木材は、痩せていくので、糊出しで仕上げるそうです。
どのように緊結されているのだろう?
ん~緊結部見えない・・・
スリットを入れているのは、木材の湿気対策とのこと。
この住宅は、秋田杉を使用します。
業界の方なら、この情報で、
どこのハウスメーカーかが、分かるんだろうなぁ…。
現場を見て、疑問に思ったのが、
「土台が無い。アンカーは後打ちなのだろうか?」
でなければ、柱の通り芯が定まらないであろうし、
数ミリでもブレたら、建たないのでは?!と思ったので。
監督さんへ、質問しました。
ついでに、橋梁の仕事をしてきた話も出してみた。
親切に答えてくれる監督さんでしたよ。
アンカーは、コンクリート打設時との事。
コンクリートを流し込む時、動くはずですが…と聞いたところ。
アンカープレートという専用シートを使うそうです。
ハウスメーカーだと、
どの住宅も仕上りが一律、同じでなくてはいけません。
誰が建てても、同じ仕上りにする為。
その為に、様々な専用工具等を使うのだそうです。
なるほど。
時間となり、バスへ戻る帰路に、監督さんと雑談ができました。
「一律の住宅に仕上がるという反面、面白さは無いんです。」と、
寂しげな顔で、いろいろ話てくれました。
確かに、商品化、ヒューマンエラー対策を考えればの工法なのでしょう。
今回の目的は、建築物の結合部でしたが、
現場監督さんとの最後の話が、私の貴重な財産となりました。
監督さん、ありがとうございました m(_ _)m